特殊鋼の知識
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歴史は繰り返す
新年おめでとうございます。
昨年はなんとなく平和に過ぎ去り、新年もその平和が続いていくのを期待しております。しかし冷静に周囲を見回すと、経済活動にしても明確な理由もなしに何となく景気が良いという状態で、隣の中国の発展に加え、政府の金融財政政策で無理やり景気を上げているような、非常に居心地の悪い状況ではないかと思います。はやりの表現でいうところの地政学的には、北朝鮮の問題が焦眉の課題で、いつ戦争が起きるか予断を許しません。それに対してのなんと生ぬるい周囲の反応ではないか、と非常に不安を感じております。
歴史は繰り返すとよく言われますが、人は戦争とか大災害とか大不況とかに接した時には精一杯の力を振り絞って対応をするが、しばらくするとそのすべてを忘れ、平安に耽りだらける、そのようなことを意味しているのではないかと思います。そして今の時代は、まさしくその様相が現れているのではないかと思われます。
経済活動をみても本来の新しい姿を求めて懸命に挑戦することではなく、現在の地位を守り安全に平安に無事に過ごすことを優先しているような気がしてなりません。そしてその結果として日本の生産性はどんどん落ち、先進国から脱落していくのではないかと心配しております。
本来の経済活動とは、そもそもその本質は挑戦であり、戦いであると思います。戦うことをやめて平和を目指す社会は、すでに没落をしつつあると思います。そのようにならないように平安を最優先で求めるのではなく、正しい形での挑戦を行い、さらに高い目標を目指して成長を続ける一年と新年がなることを、心より願う次第です。
どうぞ、今年一年もよろしくお願いいたします。

代表取締役 藤原 久芳

新年のご挨拶
新年おめでとうございます。
今年弊社は1月に茨城営業所の出店を予定しております。会社全体では2006年に山形営業所、2012年に甲府営業所をどちらとも手狭になり、移転を伴う建替えを行いました。茨城営業所はそれに続く大きな投資であり、この投資に対し大きなやりがいと責任の重大さを感じています。
近年、鋼材販売をする上で重要な事は、如何にお客様の近くでお客様が求めている物を提供出来るかが、カギとなっています。お客様から鋼材切断のみでなく、粗引き加工、又は部品完成品での要求があり、鋼材グループでは2006年から設備導入し、機械加工の対応をして参りました。
浦安センターで加工を開始した時は、NC旋盤2台と、穴開け機1台からスタートした事を覚えております。今ではNC旋盤が8台、MCが2台、ローダー付きNC旋盤が1台となり、手狭になった事も有り、時間は掛かりましたが、新しく茨城営業所を出すまでに業務を拡張出来た事は、とてもうれしく思います。
これからもお客様のご要望に応じ、新たな拠点開設を含め、機械設備の導入をしていく事を真剣に検討して参りますので、皆様から弊社にご要望を賜ります様、何卒宜しくお願い申し上げます。
取締役 鋼材グループ マネージャー 金田 広之


明けましておめでとうございます。
昨年は鉄鉱石や石炭、スクラップ価格の上昇等により大幅に材料価格が高騰し、お客様に価格改定のご理解を賜りました事に関しては、深く感謝申し上げます。
今年も同じ様な事が予想される為、更なるコストの削減やデリバリー体制の強化、品質向上等に取り組み、お客様のご要望に応えたいと思っております。
昨年は浦安センターにNC加工機を1台増設しており、生産能力が若干ではありますが向上しました。お客様からのお引き合いあっての事と感謝しております。
私個人も皆様から色々な事を教わりまして、少しずつではございますが、色々な加工の知識を覚える事が出来ました。常に勉強をしてより良いご提案をさせて頂けるように努力して行きたいと思っております。今後も新しい事にチャレンジし、お客様にとって無くてはならないグループを目指して行きたいと思っております。
本年も営業、現場と一丸となり、より良いサービスの提供をさせて頂きたいとグループ員一同、決意を新たにして参りますので、どんな事でも気軽にお申しつけ下さるようお待ちしております。何卒昨年同様のご愛願を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
鋼材営業プロジェクショングループ マネージャー 小林 清孝


明けましておめでとうございます。
浦安PGの2017年の課題は、「収益の向上」でした。経費は計画よりも上回ってしまいましたが、それ以上に大幅に収益をUPさせる事ができました。「効率を上げる」事を重点方針とし、「浦安はまだまだやるべき事はある。改善出来ることもまだまだある。」という意識を持ち、作業動線・作業手順・レイアウト・人員の配置・仕入先などを見直してきました。担当切断機の入替を行い多能工化を進め、切断・NCチームへの業務を倉庫チームへ移管し両チームの定常業務に集中できる時間を増やしたり、クレーンのリモコン置場を変更し移動の無駄を無くしたりと、以前からのやり方や考え方など習慣(当り前)になっていた事を改善してきました。
今期の課題は仕事に必要なスキルマップ(スキルの一覧表)を活用し、個々のスキルを上げる事です。昨年スキルマップを作成し個人やチームで必要な能力、どのようなスキルを持っているか、不足しているスキルなど把握する事ができました。スキルマップは全員が見られる場所に掲示して見える化を行い、不足しているスキルを補う為の教育計画を立てていきます。またスキルを全員で共有する事によりモチベーションを高める事に繋げていきたいと思います。
2018年も宜しくお願い申し上げます。         
浦安プロジェクショングループ マネージャー 青山 雄一

茨城営業所開設
2018年1月に茨城営業所の開設に伴い、PGマネージャーに就任する、大井 信と申します。場所は茨城県下妻市、常磐道・谷和原I.C.から国道294号線を北上する事20㎞程の場所に位置し、建坪約260坪の工場を借りて、まずは3名からスタートします。鋼材グループの中の茨城営業所、精密機械加工工場という位置付けでスタートし、設備は横型MC2台、NC旋盤1台から始めますが、年内に数台の設備増設を予定しています。
これまで入社して7年間、鋼材グループに所属し営業業務に携わってきましたが、今後は茨城営業所で営業は勿論、全体の管理・運営も業務に加わります。
色々と判らない事は諸先輩方など周りの協力を得ながら、茨城営業所の立ち上げに尽力して参ります。今後ともご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます。
茨城プロジェクショングループ マネージャー 大井 信

ヤマト会 バスツアー
【2階建てのバスに揺られて】
平和の象徴である鳥が描かれた、都内ではよく見かけるバス。レモンイエローの車体である理由のひとつはどのような天気であっても遠くからすぐに見つけることができるからだそうです。その日の夕刻、丸の内は雨に煙っていましたが、乗り場まで躊躇なく向かうことができたのは正にそのおかげでした。
会社の親睦団体であるヤマト会で今回は「夜景を楽しむ」という至極簡単明瞭な目的のバスツアーを企画しました。ただし、通常のバスではなく2階建てのオープントップバスです。生憎の天候によりコースの前半は幌を付けての運行となってしまい、曇る窓を拭きながら外を眺めることになったものの、国会議事堂前で抗議する人々や公道カートレンタルなど、その当時報道されていた光景を目にしたりしているうちに食事会場のある浅草に到着しました。
ホテルの26階、ガラス越しには霞んで見える東京スカイツリー。ライブクッキングによる出来立ての料理と、日頃なかなか話す機会がない社員の方との歓談を楽しみました。余裕があると思っていたおよそ90分は瞬く間に過ぎ去っていました。
バスへ戻ると幌は外されており、誰もが望んでいたはずのその姿に心の中で歓声を上げました。上野駅を過ぎ、首都高速を走るには薄ら寒い雨上がりでしたが、高架下を潜り抜ける瞬間はスリル満点で、とても爽快でした。これぞオープントップの醍醐味でしょう。
余韻もさめやらぬまま、赤レンガ造りの駅舎が見えてきました。終着の場所です。東京駅を出発して東京駅に戻ってくるまでに、思ったことも感じたことも無論、各人各様ですが、同じ時間を共有したことだけは確かです。2階建てのバスに揺られたこの日のことをいつか懐かしく思う時が来るのだろうと思いながらバスを後にしたのでした。
ヤマト会 会長 猪俣 孝公

30年新年号