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多くの人と話すと、それぞれの人の考えている時間軸により、相当に話の展開が異なってくることを感じます。多くの場合、この時間が早く流れる現代では、目先のことが最大関心事で、そこからの時間軸を変更することが、非常に難しい人が多いことを発見いたします。先のことなど考えてもわからない、というのがその理由であるが、それでは今のことの延長線で将来がわかるのであるかと聞くと、わかるわけがないと答える。そしてそこで思考は停止し、それ以上のことに論議は発展できない。これは教育の問題であるのか、社会としての欠陥なのであるのか、いずれにしろ、今こそ時間軸を大きく延長し、歴史の中での類似性を研究し、解決策を模索すべきであると思う。
時間軸を変えられないということは、現代が余りにも時間を忙しく使っているということと共に、歴史を謙虚に学ぶ姿勢を失い、現在こそが最高であるとのうぬぼれ意識を持ち、ぬるま湯の豊かさの中での経験をもとに、まさかこの豊かさが失われるなどの発想が全くない時代の賜物なのであろう。時間軸を変えれば、歴史には今と同じようなことが、何度もおきていたことが良く理解できる。人間の優秀さと、人間の愚かさとの繰り返しが、景気循環のように周期し、苦しい時に、その度ごとに人間はすばらしい才能を発揮して、それらの危機を乗り越えてきている。そして現在の危機も、過去と同じように人類の才知で乗り越えるのであろうが、過去と決定的に違う点は、地球自身が環境、資源の点で限界に達していることと共に、人類絶滅の破壊兵器が存在し、これらの問題が不幸にして解決不可能となった場合に、想像ができないほどの悲惨が待っているということであろうと思われる。人類は優秀ではあるが、時として反省する謙虚さを失う。その危険を、早い時期に回避できることを願いたい。
理屈を言うより何より、世界が平和で、一日も早く、安定した経済状態を、取り戻すことを、心より願っております。
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私は釣りやゴルフなどの健康的な趣味は無く、唯一昔から続けているのがスロットです。18歳の時に友人に誘われてホールに行き、ありがちなビギナーズラックで大勝ちしてからすっかり虜になってしまいました。もう20年近く続けておりますので、トータル収支はえらいことになっているとは思います。一時は給料にまったく手をつけず、何ヶ月も勝ち続けたお金で生活ができるなんて時代もありました。今は爆裂機の規制や低額で遊べるレートなどがあり、本当の意味での趣味と呼べるようになったのかもしれません。
連絡しなくても地元ホールに行けば友人と会い、勝てば飲みに行く。そんな場所が私にとっての憩いの場所です。
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今年はバンクーバーオリンピックが開催されました。私も小・中・高校とスキー競技に没頭していた頃を思い出しました。
私はアルペン種目をやっていましたが、今回のオリンピックには学生の頃一緒に合宿でアドバイスなどを頂いた、先輩でスキークロス種目出場の滝沢選手や、同じ大会で戦ったアルペン種目出場の皆川選手などが、未だに目標に向かい続けているところをテレビで見て考えさせられる思いをしました。二人ともメダルには届きませんでしたが、競技が終わってからは悔しいとは言っていたものの、顔には笑みが見られました。きっとこれまでのプロセスに後悔がなかったからだと感じました。
仕事でも思い描いた通りには中々行かない事が多々ありますが、日々の積み重ねの中、未だ見通しが付かない中でも前に進む勇気をもってがんばることが重要と思いました。
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