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先日、ケニヤでノーベル平和賞を受賞した女性活動家のマータイの本と、国連でアナン事務総長のアドバイザーとして活動した経済学者のサックスの本とを続けて読みました。印象に残るのは、貧困の悪循環から抜け出すことができないアフリカの状態で、現地の人が、意欲がない、だらしない、腐敗している、という問題では全くなく、食べるものがない、医者がいない、薬がない、教育の機会がない等、ないないづくしであることが、実に正確に書かれ、その状態に強いショックを受けております。地球環境、資源の問題も大切ですが、世界に一日1ドル以下の所得の人が10億人もいて、貧困からの脱出の希望もなしに生きているという現実に、大きな矛盾を感じております。
なぜアフリカがこのような問題を抱えたのかに関しては、天候の問題、地理的問題、歴史的問題など、いくつもの説があるようですが、はっきりとわかることは、一度この悪循環が始まると、そこからの脱出は非常に難しいということです。むしろ脱出するどころか、さらに状態が悪化して、末期的な状態になりやすい。人々は絶望し、投げやりになり、政治は腐敗し、さらに貧困が悪化する。環境には誰も気を使わず、病気が蔓延し、暴力がはびこる。
少し飛躍しますが、あらゆる組織にこのような循環はあると感じます。少しの変化でも、問題が小さな間にきちんと解決しておくことが、必要であると思います。一度狂った歯車を戻すのは、非常に難しい。少しの緩みが、取り返しのつかない破綻の原因となりえる。このような観点で、日本の政治、経済を考えると興味深い。時代の変化の速度は驚異的に速い。その流れの方向をしっかりと見定めて、失敗のないような対応を、常に考えておくことが、大切であると思っております。
最後になりますが、世界の貧困の問題、どうにかしたいと思うのですが、一人では何もできないのでしょうか。ご意見を教えてください。
今後ともよろしくお願いいたします。
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今年3月に念願だったビックスクーター(250cc)を購入しました。甲府営業所の伊藤さんがビックスクーターを新しく購入するというので、今まで乗っていたスクーターを譲ってもらいました。
自動二輪の免許は高校の時に取りましたが、それから約30年ちかくバイクに乗っていませんでした。しかしやはり体で風を切り50ccとちがいパワーもありとても気持ちがいいです。今はもっぱら通勤に使用していますが今度ツーリングにでも行きたいと思っています。
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甲府営業所 長澤 政仁 |
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