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ピークオイルという言葉を、ご存知ですか。私も最近知り、興味を持って関連の本を読んでおります。内容は、石油資源がすでにピークを超え、もしくはピークに近づき、今の石油資源を濫用する生活は大打撃を受け、社会に大混乱が生じる、という趣旨です。昔のオイルショックの話とは異なり、さまざまな資料が提示され、時期についてはいくつかの説があるにしろ、遅かれ早かれ石油資源は枯渇し、今の石油資源に頼る現代社会に大きな変化が現れるということです。公害とか、地球環境の改善などという、生易しい捕らえ方でなく、現代生活の基盤である石油がなくなり、生活のレベルが中世に戻る可能性を、真剣に議論しております。電気だけであれば、原子力という手もあるのでしょうが、食料に影響を与える肥料、殺虫剤、健康のための医薬、生活のための衣料などの物資、プラスチック等、本当にさまざまなものが自由に手に入らなくなる世界を想像することは、恐ろしいことです。世界は豊かになり、それとともに人口が増え、しかしながら石油資源は有限で、枯渇しつつある。それに代わるものは、いつかは発見されるであろうが、今は見つかっていない。これと併行するように、新たな疫病が生まれ、きれいな水も枯渇しつつある。このような状態が、継続して起こるとするのであれば、食糧危機、エネルギー危機が一層増幅し、国際紛争がおきることを避けることはできないと、思われます。
ピークオイルの観点が正しいかどうかの判断をすることは、私にはできませんが、少なくとも、そのような事態が起きうる可能性を前提として、日ごろの行動を振り返っていくことが、大切ではないかと思っております。中国の台頭、日本経済の復活と、明るい話題の一方で、エネルギーは本当に枯渇しつつあることを、真剣に憂いている人々がいることを、覚えていることは、必要であるように感じております。
今やるべきことは、限られた資源を有効に使うこと、そして将来の支えとなる、新しい技術を生み出すこと。その為に自分の周囲を整理し、更に効率を上げて、良い仕事をしていくことが、必要ではないかと、思う次第です。
どうぞ、今後ともよろしく、お願いいたします。
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私の住む山梨県は、東京の隣に位置しますが、意外と方言が多く、面白い言葉が沢山あります。
例えば、「えらい」=「疲れる」「面倒」。「とぶ」=「急ぐ」。「かじる」=「ひっかく」等のように標準語と意味が異なるものがあります。また、「~するな」等の否定形は「~ちょ」が語尾に付きます。「言うな」は「言っちょ」、「するな」は「しちょ」となります。命令形は「し」が語尾に付きます。「早くやれし」「見ろし」等と使います。前述の「ちょ」とくっつけて「見ちょし!」等の合わせ技もあります。また、江戸っ子が「ヒ」と「シ」の区別がつかない(言えない?)のと同様、「デ」と「ゼ」、「マ」と「モ」が同じ発音になる地域もあります。「全然」は「でんでん」、「もっと」は「まっと」と聞こえます。私は19歳から山梨に住んでいますが、最初は鼻がつまってるのかと思いました。「まっとくれ(=もっとちょうだい)」と言われた時は、「待っておくれ」なのか「マットが欲しい」のか悩みました。
もうひとつ、「末」は「マツ」では無く、「バツ」と言います。「末締め(ばつじめ)」「末払い(ばつばらい)」等。でも、「松」や「待つ」は「バツ」とは言いません。甲州弁は手ごわいです。最後に食べ物の話。山梨で「カツ丼」と頼むと、白米の上にキャベツとカツが乗った物が出てきます。一般的な、卵でとじてある物は「煮カツ丼」と言わないと出て来ないので要注意です。
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